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2015年3月25日水曜日

概要

■研究目的

生物多様性の価値を人々の五感に訴え、行動を促すための「主流化」の一手段として、世界自然遺産、エコパーク (MAB)等の国際認定制度があります。認定される地域は市町村や県をまたぐことが多く、認定制度を効果的に活用するためには、関係主体間での観光の戦略 の共有や位置づけが鍵となります。これまでの研究では、単一の地域や同一制度内の事例分析が中心であります。しかし、実際には複数の制度を活用する市町村 もあり、認定制度全体を比較分析することは研究上重要な課題です。

そこで本研究では、日本国内での、
① 国際認定制度を横断的に取り上げる
② 同一制度での連携の比較と制度間での連携形態の比較分析をする。
③ 自治体等の関係主体の連携に寄与する制度活用モデルを構築する。


■構成メンバー

代表研究者
香坂 玲  東北大学大学院 環境科学研究科
https://www.facebook.com/kohsaka.jp

分担研究者
酒井 暁子(横浜国立大学)|国際認定制度の比較分析、自治体の戦略の分析
徳山 美津恵(関西大学)|地方自治体の広域連携、ブランド戦略の分析
冨吉 満之(久留米大学)|テキストマイニングとガバナンス分析 
柴崎 茂光(国立歴史民俗博物館)

連携研究者
佐野 浩祥(金沢星稜大学)|観光政策についての分析と北陸地域の事例分析
岡野 隆宏(鹿児島大学)|MABや各制度の比較、地域住民との協働の分析
半藤 逸樹(新潟大学)|テキストマイニングの定量分析


■ニュース

2015/03/26-29 第126回日本森林学会大会でシンポジウムを開催!
http://www.forestry.jp/meeting/126/126-1.html